2018年08月23日

2回目のヤイリギター訪問記 -2-

ヤイリギターに着いた。
事務所に入ると打ち合わせか取材かの最中でした。
事務所の奥の方から上品なマダムが声を掛けてくださり、来意を告げると、少しお待ちくださいね、と言われたので、おっさんらはキョロキョロしながら、娘はギターケースに座って、担当していただく満田さんを待った。

すぐ隣では打ち合わせか取材かが続いており、おっさん四人と娘一人、明らかに邪魔になるのは自覚していましたが、暑い外に出るのが嫌で、キョロキョロを続けた。

・・・前に来た時にここで、矢入一男先代社長から直々に、いろいろお土産をいただいて、お話もさせていただいたんやったなぁ・・・もういらっしゃらないんやなぁ・・・

ほどなく、背の高い男前のお兄ちゃんが現れた。「初めまして!チョウです。よろしくお願いします!」
11年前に担当してくださった松尾さんは、今はリペアを担当してらして、アーティスト担当の後任がイケメンの満田さんでした。背が高くて、姿勢がよくて、ジョガーパンツがよく似合う、さわやかな満田さんの後について、キョロキョロし続けるおっさん四人がぞろぞろ歩く姿は、どっちがアーティストやねん!いう感じやったと思う。
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まずは僕のギターをリペアの松尾さんに見てもらいましょう、ということで、工場の奥の方の建物に入った。
建物の二階にあがると、そこには11年振りにお会いする松尾さんが作業をしていた目線を上げて、「変わりませんねぇー」と親しみがこもった言葉を投げかけて下さった。「ご無沙汰しております。お忙しいところ急に押しかけてすみません」、とか言いながら、ギターを取り出し、現状の不具合をお伝えすると、「今日は時間大丈夫ですか?3時くらいまではいらっしゃいます?」と。「え?今すぐしていただけるんですか?」とビックリしてしまった。
「もちろんすぐやりますよ、じゃあ、3時までにはあがるので、ゆっくり見て回ってくださいよ」、「お、お願いします!」
てっきり預けて帰って、後日郵送されると思い込んでいた僕の予想を、さらっと良い方に裏切る感じは11年前にもあった。まだ半分呆気に取られたまま、工場を案内してくださる満田さんのあとに続いた。

3につづく・・・



master_bay at 11:12│Comments(0) DIALY 

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