2016年06月
2016年06月25日
我が心に生きるロジャー・ティリソン
ここ数週間、ロジャーの歌を唄い続けている。
真似から始まって、試行錯誤を繰り返している。
発音、抑揚、発声法…
どれもままならない。
生きた時代、場所、取り囲む環境、すべて違う。
そして、すべて敵わない。
ロジャーの曲の良さ、表現力、わからん人には、わからないだろう。
実際に真横で観ていた当時の僕ですら、わからないでいた。
歌も決して上手くないし、ギターも決して上手くないと、当時は思っていた。
でも、うまい下手よりも、大切なことがあると今更、学んだ。それは表現者として、一番大切なことかも知れない。
今、僕はロジャーに近付こうとして、埋まらない差に打ちひしがれて、もがいている。
ロジャーが死んだから、その差は埋まらないのか?
それだけではない。
真似は辞めて、ロジャーと同じように心を込めて歌うと(英語は半分くらいしか理解していないが)いくらか近づいた気がする。
ロジャー、いま僕は、あなたの歌を唄っている。
あなたと同じ気持ちになろうとしている。
これまで出会った誰よりも優しい人間に、僕も近づきたい。
こんな機会を与えてくれた、ロジャー、バンドメンバー、関係者、ファンの皆さんに心から感謝しています。
この歳になって、歌うことの意義を少し理解しました。
みんなの前に立つ時には、聴いた人が同じように感じてもらえるように、練習します。
んーと、酔っ払ってます。
2016年06月19日
復活!シンガーソングナイター 特別編 開催決定
8月26日(金)の夜、場所は梅田ムジカジャポニカにて。
「Singer Song Nighter 特別復活編〜男くさいってわかるかい?〜」
男くさく、ヒゲロックを奏でます。
ラリーパパからはキム・ガンホがギターで友情参加、
さらにスチョリのサポートでもおなじみの大間知潤も参加です。
そして共演は良元優作、リーテソンのお二人。
なんともまあ個性の強い3組です。
蒸し暑い夏の夜に男くさい音楽、ぜひお楽しみください。
Singer Song Nighter
復活特別編 〜男くさいってわかるかい?〜
日時:2016年8月26日(金)
場所:梅田ムジカジャポニカ
時間:19:00 OPEN/19:30 START
料金:予約 2500円/当日 3000円
(Gt : キム・ガンホ、Gt & Mand : 大間知潤)
チケット予約:CONTACTから受け付けております。
お名前・人数・メールアドレスを明記して送信ください。
チョウ・ヒョンレ Official Website
ホンマにコピペしてやった。
2016年06月13日
淡い恋
昼ごはんを食べに、初めての定食屋に入る。
出張で来た、よその土地だ。
中は繁盛していて忙しそう。
会社勤めの人で満席だ。
相席でお願いしますとのこと。
長椅子に座ると、隣は座高が自分と同じくらいの女性だった。
営業をしてそうで、定食屋でランチがよく似合う。その向かいも女性だが、僕の隣の女性の方が先輩だろう。
壁のメニューを眺めた。
おすすめは1700円の定食!
しまった!高い!財布が心配になったが、日替り定食は750円だったので、それにしようと決め、忙しそうな給仕のスキを伺っていた。
「ええから気にせんと注文しぃや。あの女は割り込んで注文して、先に食うとる。遠慮せんと、早よ注文しぃや」
僕の隣の女性をアゴでしゃくりながら、おっさんが言うてきた。
隣の女性にも聞こえているはずで、苦笑いしながらも、そのタイミングで注文すると、別の男性客が「日替りはボリュームも味もいいですよ〜 こないだのアナゴの天ぷら丼なんか、アナゴが一本、こ〜んな長いの…」と話しかけてくる。
他の客の会話も聞こえてきて気づいた。
隣の女性も含め、周りは同じ会社の人間のようだ。
道理で、さっきのおっさんも聞こえよがしに嫌味を言う訳だ。
当の女性は完全に無視しているが、さっきのおっさんも含め、みんなに一目置かれていると言うか、慕われていると言うか、そんな雰囲気が周りの会話から感じ取れた。
彼女は彼氏もいないらしく、欲しがる様子もない、そんな女性だと周囲は思っているらしいことも感じ取れた。
日替りはステーキカレーだった。
隣にいた彼女の会社で、僕は食べていた。白い恋人を売っている会社だった。
僕ひとりが私服だった。
居心地が悪いが、周りは気にしていない様子。
さっきの女性が、今日は出先から直帰すると、上司に電話を入れてきた。
彼女が出かける際に忘れていった手帳が目に入る。
古ぼけてはいるが、大切に使われていることがわかる、似合わないスヌーピーの手帳だった。
中を見ると、僕の字で、ハングルで僕の名前が書いてあった!
それにならって、彼女の覚束ない字で、ハングルの僕の名前を何度も練習した痕跡があった!
さらに、彼女の名前をハングルに訳して書いた僕の字もあった。
どこかで会っている!
職場では男勝りを通り越して、男前なくらいのイメージを持たれている彼女が、以前に僕の前で、僕の知らない所で、こんなに可愛らしいことをしてたとは!
珍しく、こんな夢をみたのでした。
走り書きが朽ち果てそうなので、ここに残します。二年前くらいの夢です。